何もないことが美しいと気づいたのはいつ頃だろう。
暴風吹き荒れる冬の北海道で見た真っ白な世界か。
寝る前の心地よい暗闇か。
沖縄の海に揺られて仰ぎ見た真っ青な空か。
駐車場の砂利が美しく見えたのは初めてだったけど。
もはや自然そのものにまさるデザインはないとうなずく。
そんな僕は仕事終わりにデザインのバイト。
魅せるデザインって難しい。
最近は卒業制作と言わんばかりの
ビッククライアント2件を
あっちやり、こっちやり
とテンテコマイで動き回っている。
でも、きっかり8時間睡眠をしないと
頭も冴えず手も動かない。
というか、まず8時間寝ないと布団から出ない。
3時に寝て11時に起きて
12時から0時まで仕事。
家に帰ってほかのライフワークを3時間。
そして、睡眠。
ほかの皆と3時間ばかりずれた日常。
これ以上、時間を増やすには
寝る時間を減らすか
作業の効率化を図るか。
まず前者は生きる上で
なぜ削らなくていかんのだ!
と想うぐらいの代物なので
効率化を図るしかない。
さて、どうしたものか。
そんなこんなでavant gardenのデザインを進める。
ひょんな集まりのお祭り騒ぎ。
偶然のような必然。
そんな仲間たちと企てる一夜限りのシブヤ秘密公園。
シブヤのお空にプッカリ浮かぶ僕らの公園は、
自由で温かく覚めない夢みたいな場所。
楽しみだね。
皆とわくわくすることほど
楽しいことはない。