今朝は早朝6時に会社を出た。家に帰るなり瞬間でシャワーを浴びる。部屋は異様に冷え込んで風呂上りの体から白い湯気が立ち上った。
12時まで寝てすぐに出社した。徒歩で会社に向かう。何を考えて歩いていたのかは思い出せない。
23時。会社のデスクに向かう。先輩にいつも夜遅くまで入るねと言われる。
効率が悪いわけではない。そういう仕事なのだ。
たいして疲れるわけでもない。汗を流して働くでもない。
そーだ、思い出した。
今朝、会社に向かう間は何かを考えていたのではない。
坂本龍一のラジオをポッドキャスティングしていた。
「なんで働かなきゃいけないんだ?」
って、質問を寄せるリスナーに
坂本龍一は、こう答える。
『働くのは常識です。原始人の頃から、人間は働いていました。食料を得るために動物を追っていました。むしろ、働かなくても生きていける現代のほうが、よっぽど奇妙で恐ろしい。』