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二十八光年の希望
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背中に貨物列車が走り去る音が聞こえて
自分が何も考えずにぼんやりと歩いていたことに気がつく。
睡眠不足や仕事の疲れではない何か考えるべきことがあるときに
自分の思考より先に体や脳が先走って空っぽの思考を張り巡らせる。

今週は久々に辻 仁成の作品を読んだ。
「二十八光年の希望」という作品は何故、僕の書籍にあるのかもわからないまま適当に手にとり読むことになった1冊だったが、なにか今の僕の心情にビックリするほどマッチした内容だった。

家に帰り縁側で最後の一章を読み終え、
静かにタバコを吸う。
先走った思考は読み終えた物語と混ざり合い、
とてもセンチメンタルな感情を僕に抱かせる。
死ぬほど疲れきっているのに
体があまり眠ろうとすることを望んでいない
まるで何かに抵抗するように見当もつかない焦りが心を食らっている。

帽子も脱がないまま
手が動くように書き連ねられた今日の日記に
特に意味や目的などないが
なかなか言葉に表しぬくく、知人に伝えがたいこの心情を
ここに記録しておければ、それでいい。

ぼんやり。

とはこのことか。
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# by nanook_mdfc5 | 2008-05-09 00:46 | 日記
真夏日の日曜日。夏の終わりのような月曜日。
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真夏日の日曜日。夏の終わりのような月曜日。


真夏日の日曜日


恐ろしい蒸し暑さで目が覚める。
時計を見ると朝の10時半。
シャワーを浴びて縁側で猫を眺めていた。
読みかけの小説を本棚から引っ張りだして、記憶をひも解いている間に止まったままだった物語が、きしむような音をたて、ほこりを落としながら、ゆっくりと僕の中で動き出した。
タバコを一本、吸い終えて、雲一つない空を見上げていると僕の目の前で眠っていた猫も気になったのか一緒に空を見上げた。

そろそろ来そうだな。

なんて、大自然に育てれた子供が雨を予感するように
寝間着の姿で国道171号線へ向かう。
家の角をすぎたところで聞き慣れた車のエンジン停止音が聞こえ、
数メートル歩いたところで恋人の車が見えた。
そこはちょうど木陰で綺麗な陰が車を直射日光から隠してくれる。

「おはよう、混んでた?」

猫みたいだね、なんて僕の予感を彼女は例える。
よくわからないけど空の色とか空気の振動とか
言葉では説明のつかない物事で人と人はつながっている。

暑さにめっぽう弱い僕と恋人は、縁側で庭を眺めたり、
工作のような料理に挑戦したり、紅茶を入れてみたり、時折吹く風を感じたり、
猫を飼おうよって話をして過ごす。

キッチンの壁にふ化しきれずに息絶えてしまった虫がいて、
それが宇宙人みたいな得体の知れない形状をしていて、
最初は気持ち悪いな、なんて思っていた。
一晩寝て、目を覚まし、
同じ場所で春風に揺れる亡がらを見たとき
気持ち悪いと思っていた自分を恥じた。

それは小さい命ながらも生きようとした痕跡だったのだろうし、
微々たる時間がそこには流れていたのだ。
それをそのものの形状だけで避けた自分が気持ち悪かった。
恋人がキッチンを片付けてくれている間に
その亡がらを庭に埋める。やさしくティッシュに包んで土を優しく覆いかぶせた。
庭に水を撒く。青空に瞬間的な虹を描いて水滴が舞う。
水にぬれた庭を眺めているとどこからかたくさんの虫が舞いよってきてユートピアみたいだった。

夕方。
僕らはスーパーへいく。
車内の温度は33度。
さつまいもと卵。それにアイスクリームを買った。
綱渡りの僕と恋人の3分クッキング。
第1回目はお互いを天才だと言い合うほどのおいしいクッキーが出来上がった。
第2回目はスイートポテト。前回が100回に1回くらいの奇跡だったら怖いねと話していたが、それが現実になった。

まずサツマイモの皮をむく。
それを湯がいてつぶす。
僕の料理に対する情熱は「混ぜる」「つぶす」のようなデストロイなポイントにフォーカスされる。
恋人とレシピを再三見つつ、アイスクリームを混ぜましょう、のコーナーへ。

「アイス・・・200くらい」

まず「くらい」という表現が気になった。
それ以前は「グラム」とか一般的な指標だったのに
なぜかここでは「くらい」

ここで僕らは、とても無垢にシンプルな見解を示す。

アイスクリームを200グラムか。

実際に皿にもってみるとお茶碗サイズにまるでタワーのように盛りつけるはめに。
これをとりあえず潰したサツマイモ混ぜる。
一かきするごとに僕らの不安は大きくなる。
あのモッチリした風合いからほど遠く
みずみずしい液状に変化していく。

これはあんなにもっちり焼き上がるのか?

そんな疑問に1秒もかからず回答をはじき出す僕らの脳。

「なるわけがない」

目の前のさらさらしたアイスクリームとサツマイモの混ざった液を眺めて
腹がよじれるまで笑う。笑い転げる。
大失敗だとキッチンに笑い転げて、何かいけないものでも押し入れに隠すように冷凍庫に滑り込ませた。
そして僕らは「サツマイモアイスクリーム」を作ったということに記憶をねつ造することにつとめた。


夜。

恐る恐る冷蔵庫を開けると
僕らが作った「サツマイモアイスクリーム」が出来上がっていた。
ちょっとスプーンですくってみる。
口に運ぶと驚くべきのどごしの悪さ。口中にサツマイモの繊維が広がり、すごい喉が渇く。
サツマイモもおいしい。アイスクリームもおいしい。
おいしいものとおいしいものを混ぜ合わせただけ、あんなキメラが出来上がる奇跡にまた僕らは大爆笑した。
これは一つの才能だ。そして思い出だ。

料理長(ノブの嫁)がこしらえたご飯を平らげ白ワインを飲み、モエなんたらを飲み干す。ノブが帰ってくるまでの間、僕と恋人と料理長でノブの悪口を言い合い意気投合。
バケツに水を入れ、深夜0時に密かに庭で花火をする。

やっと涼しくなった部屋で僕らは眠りに落ちる。
朝起きるとびっくりするくらい涼しい気温で目を覚ます。
時計の針は12時を回っていた。


夏の終わりのような月曜日。

僕らは目を覚ましても布団からでない。
起きようとしてまた寝たり、今日何をしようかと話したり。
13時ごろからパンケーキを作って、また僕の料理のセンスのなさを痛感する。
パンケーキすらまともに焼けず断念。おばけみたいなパンケーキと紅茶でお腹いっぱいになる。
漫画を持ってしばらく読みふけって昔の話をしたり、出会った頃の話をするうちに外は真っ暗になっていた。夕立の音に聞き耳を立てて、たこ焼きが食べたくなって、たこ焼屋はしまっていて、びっくりドンキーでご飯を食べる。
ゲームセンターで僕は大敗し、171号線へ消えていく恋人の車を見送る。
あっという間に過ぎ去った時間を思い起こして、縁側でタバコを吸っていると小菅家の友達が遊びにくる。コーヒーを一杯飲んで家を見学して帰っていった。

部屋で小説を開き、夜の時間を泳いでいる。
明日も休みだが、職場へ行こうか。週明けから忙しくなるのは見て取れるし、
先手先手で進めていきたいプロジェクトだ。
また今日のような週末があることが、なんだか新しい僕のエネルギーになっている。
そんなことに最近気づいた。
自分ではないもののためのモチベーションというのは、こういう風にして生まれるのか。
また僕は強くなるのかもしれない。
そんな休日。
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# by nanook_mdfc5 | 2008-05-06 01:44 | 日記
saul williams
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ソウル・ウィリアムズやばい。rapというより詩の朗読に近いスタイルなのがグッときました。

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# by nanook_mdfc5 | 2008-05-05 14:39 | 日記