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カテゴリ:夢日記( 5 )
no.699 失われた世界
a0042120_14404943.jpg

砂塵がまぶたをつつく。
涙目で空間に浮遊する僕は、
目の前の少年を眺める。
少年の背景は、この世の終わりのような失われていく草原と
それに覆いかぶさるように広がる砂漠の情景。

初年は少しでも力を加えるとクシャリと潰れてしまいそうな
柔らかいものを大事に包むように空間に手を添えている。
少年は"何か"を持っていた。
厳密に言うと持っていたのではなく"生成"していた。
無言で両手を胸の前に掲げ、無言であるはずなのに
口がかすかに言葉を刻んでいるようだった。

少年の手の中に生成するものは、
小さな銀河のようなきらめきが渦巻く球体で
その物質の境界線は、地球の大気の隔たりが分からないような
そんな曖昧な存在だった。

その奇跡を言葉にできずに存在していない存在である僕が、
空中でソレを眺めている。日が沈みかけたロストワールドは、
いっそうにその奇妙な情景を奇跡的な風景に変換していく。

一人で空中に浮遊しているはずだった僕の隣から
声が聞こえて、僕はびくつく。
眉毛がなく目がいやに小さい。
髪の毛という概念はないが形状は人をなしている。
いうなればデフォルト値のような人間の形をした存在が、
「人間は・・・」とつぶやき始めた。

人間は、この進化の過程で様々な英知を得た反面、
今ではフィクションのような出来事を幻の逸話として
封印してしまった。それは進化であり、退化でもあった。
君が日々、生きる中で信じているものはなんだろう。
過去に恐竜がこの星を牛耳っていた時代を信じることができるのは、
"化石"という物質的事実が、自分たちの足下から掘り起こされたからだろう。
進化の過程で人間は"物質的事実"にしか信憑性を感じなくなった。
それはベストな判断でもあり、ワーストでもある。
では、物質でなかった事実。
例えるなら、光や音の反響、思い出や視覚的情報、
それらは君たちの脳に記録されているはずなのに
物質的事実にかなうものではないのだろうか。
私はソレが理解できない。
知識も何もかもを文字という物質的情報事実に変換して、
君たちはここまで歩いてきた。
だが、あの少年が生成している今は、
決して、今までに記述的記録が不可能だった事実だ。
人々が捨ててきた真実だ。

淡々と説教のような相談のような言葉を
発し続ける、その存在を僕はしばらく見つめていた。
僕らのヴューは、先ほどのロストワールドからかなり引いた視点で星を見ている。
地球の地形も大きく変わっていた。
そして、彼はまた語りだす。

失われていくものがある。
例えば、君にはある大きな目や髪の毛、
私を見て分かるように私たちのそれは、
私が生まれた頃から不要のものとして存在していない。
つまり、退化、もしくは進化の過程でわたしたちが捨ててきたものだ。
今の君があの少年を見て感じた違和感。
それは君たちが所有していた事実であるのに
君が生まれるはるかかなたに置き忘れてきた事実なのだ。
伝記で繰り広げられる竜や騎士の戦い。
幻の大地、謎の生命、そんな世界は本の中だけだと思っているだろう。
では、そのような概念が生まれたこと自体が、
物質的事実のみを信じない人類にとって不可思議なことではないだろうか。
つまり、私たちの視点で君に教えよう。
たしかにそれらは存在していた。
ただ君たちは記録することを極端に考えすぎた。
触れられる情報としてでしか、信じることを許さなかった理解できない概念で失われてきた情報だ。
あの少年が生成するもの。
それは声なんだ。
幼い子供たちは、大人では発せられない音階を持つだろう。
今のことどもたちでもソレは退化の末路でしかないけれど
昔は今より数倍も広い、人間には聞き取れない音階を所有していた。
君が驚きの目で見つめていたアレは、君たちのレベルで変換すると「魔法」とでもいっておこうか。
君たちが所有するコミュニケート手段にレベルを下げて、私が君にコンタクトをとっているように過去の言語レベルは今の数倍広がりを持つものだった。
人間が聞き取れない音域で様々ある万物の定理を読み上げるようなものだ。
あの少年を見よ。君には聞き取れないだろう。
彼は君たちの世界で言う数式のようなものを唱えている。
何が起こるか見てみよう。ほら。

ヴューが少年に戻る。
少年が抱えていた小さなコスモのような球体が、
ふわりと空に浮かんでいく。
そのちょうど中央に大きな灰色の雲が渦巻きだして、
スコールが訪れる。
彼は雨を呼んだようだった。

隣の存在がぶつりと言葉をこぼす。
これが君たちのロストしてきたものだ。
手に触れられる、視覚できるものでしか信じてこなかった
君たちが失った世界だ。
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by nanook_mdfc5 | 2008-04-19 14:41 | 夢日記
no.659 ある記憶屋の夢
ひび割れたコンクリート。ガラスが割られた車。半分の車体は黒くこげていた。
この街で一番大きなビルの上空には無数の黒い点が群がっている。
目を凝らすとそれらは鴉だと気づく。死んだ街に群がるカラスの群れ。
今は此の町に住む人々は、ごく僅かとなっていた。

一時は繁栄を極めたこの街もメルトダウンにより、この街の命を一瞬にして奪い去っていった。このとき、この星には“エネルギー”と呼ばれるほとんどのも物質を使い尽くし、新エネルギーとされる人工の力は、無限の力を供給する見返りに大きな代償を要求した。

エネルギーコアセンターが崩壊してから数年の月日が経過し、
その都市は近隣の都市を追われた人間が住むお世辞にも治安の良い場所とは言えなかった。

私はそこでとある人間を捜している。
その人はメルトダウン直下に身を置きながら
生還したもののその影響で自分が何者なのか、それらのすべての“記憶”をあの瞬間に置き忘れた男だった。

メルトダウンから数年が経過したこの国では、ある法案が可決される。
それは自己メモリ増設および書き換えを禁止する法案だ。
この法案が可決される以前にある職業が存在した。

あらゆる電子機器はネットワークで統治され、人工知能により生成されたスティールウィルスが蔓延していた。あらゆる企業が自社の機密情報を、軍はその軍事情報を厳重にブロックする必要があったが、数年で人知のおよばない領域にウィルスは自己成長を遂げ、セカイはすべての情報を閉ざす。

そんな中、ネットワークから断絶した記憶回路があった。
人間の脳である。人類は対ウィルス対策に自信の脳に電子回路とは別の全くオリジナルな自己メモリを搭載することに成功する。
自己の脳を記録メモリとして生きる彼らは「アーカイバー」と呼ばれた。

しかし、それは人間の脳に増設する新ロジックであり非常にリスクの高い物だった。自己メモリを増設し、あらゆる書物をストックする人間もいれば、その知識過多により精神崩壊を起こすもの、人間特有のバグをおこすもの様々だった。

ただこの増設手術に成功した者は、
莫大な金額が詰まれ、様々な企業の超機密情報を自身に保存し、
企業に守られながら悠々自適な生活が保証されていた。

そのメルトダウンを起こした張本人が、このメモリ増設による“バグ”保有者だった。
そのエネルギーコアセンターの機密情報を保存したその男は、あることを知る。
それ故にコアセンターを破壊し、自身の命を捧げ数万人の命を奪った。

彼が保存していたデータは彼の頭のみに保存されている。
それが正式な診療メモだった。ただ生前の彼を知っている私は知っている。
彼が共有デバイスをすでに出会った頃から内蔵していることを。
そして、それを共有している相手を。そして彼が起こした事故は“バグ”のせいではないことを。

共有デバイスは脳内に内蔵され特定に共有者と記憶情報を共有/書き換えが可能とする。それを保有している人間は、いわば自己メモリの限界が訪れても他者の記憶部を活用することにより共有者と無限の知能を共有できる。

ただこれはアーカイバーが違法と定められる前に法令で共有処置の禁止が定められていた。つまりこれはスティールウィルスを生んだネットワークを人間の脳で再構築することに他ならないからである。

私がその男を見つけたときには一瞬目を疑った。
口から涎を垂れ流し、ボロボロの服は所々穴があいていた。
髪はほつれはげ上がった頭をコンクリートビルに打ち付けていた。
その男こそ、コアセンターを破壊した男の記憶共有者。
メルトダウンで記憶を奪われた元記憶屋だった。

彼を強く揺すりしっかりしろと大声をぶつける。
ただ涎を垂らして私の顔をみると声ともつかない声を漏らし
地面にうなだれ横になる。目が空ろだった。

私には欲しい情報があった。
そのコアセンター崩壊の引き金となった彼らの情報。
それこそが今の人類に必要なものだった。
現在、コアセンター崩壊により、世界中のエネルギー供給が停止しているのだ。
私の街が私の家族が彼らの命がろうそくの灯火のようにうつろっている。

コアセンターが生み出したエネルギー源の生成方法。
それを知る者が、あの事故以来、このセカイには存在していないのだ。
ただ唯一、共有者である彼が保有しているであろう生成方法を目の前に
ただただ絶望を感じてる。

目の前の彼は完全に自身を失い記憶がデリートされているのだ。
絶望に突っ伏しているとある記憶が呼び覚まされる。
コアセンターを破壊した彼が、死ぬ直前に発信した各メディアへの電信。
その暗号とも想えるアルファベットと数字の連なりをボソリと唱える。

すると目をうつろにしていた男の目が、
私を急に見やる。決して瞬きもせずに。
私はもう一度暗号を唱える。

さっきまでの彼とは想えないほどのハッキリとした声で
「引き出したい情報を」と話し始めた。
コアセンターの開発者名簿。
そう言葉を返すと彼は数百いるであろう開発者の名前、年齢、国籍、住所、電話番号をまるで機械のように話し始める。
ビンゴだった。コアセンターを破壊した男が放った最後の情報が、共有者の鍵をあけるキーとなっていたのだ。

一通り個人情報を吐き出した男は黙ったまま私をみる。もはや共有している記憶しか持たない彼はまるで機械のようだった。

私はしずかに質問をした
「コアエネルギーの生成方法を教えてくれ」

静かな時間が流れた。
彼から聞かされるエネルギーの生成方法。
その情報を伝えた後に彼は座り込み一息ついた。
彼にはなしかけると返事がなかった。
耳から血が頬を伝わり、地面に落ちた。
アーカイバー特有のメモリオーバーによる病気だった。
搭載できる情報を超えた情報量によるオーバードーズ。
彼は事切れていた。

その生成方法は、誰にも伝えられない。
ネットワークが存在するところで言葉にすると
ただそれだけでスティールウィルスにより情報が拡散する。
今、セカイの心臓を再起動するキーは、不安定な私の脳みそのみが知る。
記憶デバイスをもたない生身の人間である私は家族の待つ街を目指す。

ただその生成方法は二度と実現はしまい。
私の知人であるコアセンターを破壊した彼がとった選択が、人類の最良の措置だった。
コアセンターが使用する人口エネルギーは、人々に電力を供給する代わりに人知の及ばぬレベルの放射能を放っていた。その放射は、人体に数十年潜伏し、ある一定の時期を過ぎると発症し、伝染、死に至るものだった。

バグの保有者だと死んだ後に指を指された彼だが、
そのコアセンター周辺の住民は皆、その影響を受け、発症直前の状態だったのだ。
無限のエネルギーを求めた見返りに人類に生まれ落ちそうだった伝染病をコアセンターの破壊とともに感染者を死滅させるという考え方。

彼がアーカイブしている履歴を共有者から聞いていた。
医療関連に軍事関連、生物学に人類史。
全能な彼が選んだ究極の選択。

やっと手にしたエネルギーの生成方法を僕の記憶の奥底に埋め、
私は絶望とともに我が街を目指す。
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by nanook_mdfc5 | 2008-01-26 01:36 | 夢日記
no.630 地球の視た夢
最近見た夢をアップ。
頻度が高い。前にも増してリアルに見える。
最近は携帯にキーワードだけメモし、メモを確認しながら夢をおいかける。
忘年会の夜視た夢。地球の夢?のような世界。ボクは不在。
今日はそれの夢を書き起こしました。

---

世界は人類の予想に反して緑に包まれている。
ボクは大気圏を舞う1羽の鳥の視点で世界を見下ろす。
世界中の空に竜巻のような渦が斑点のようにうずまいている。

温暖化で地球上に存在する大半の氷河が溶け、
世界中で驚異的な湿度を記録した未来の地球。
急激な環境の変化で新種の疫病がアジア圏を中心に蔓延したが、
僅か数年でワクチンが開発され、現在ではその病で命を落とすものは少ない。

ボクは鳥の視点で大地を見下ろす。
ボクの記憶では大砂漠だったサハラ砂漠が、
その中心点以外のほとんどが緑で覆われていた。
高湿度がもたらした地球への恩よ。

一度は地球本来の姿を取り戻したような世界だが
世界中の植物が高い湿度により、その根を腐らせていた。
植物だけではなく、人や動物までの身体をも変調をきたした。

生物の多様性を誇示していたジャングルは、
その繊細なバランスを崩し、木々は腐敗し、
それに伴い、様々な種の動物や植物が絶滅していった。
あのアマゾンは、死臭を放つ腐の大地とかしている。

この激的な地球環境の変化によって大陸の3割が海へと沈んだ。
残された大陸には、あらゆる人種が詰め込まれ人種はミックスされた。
あらゆる民族間の紛争、宗教間の抗争が続いた。
だがそれも長い年月と人種が混ざりあった地点で無意味なものと気付いたのかパタリと過激派の活動はやむこととなる。

サハラ砂漠は、その後50年の年月をかけ、緑を取り戻し、アフリカ大陸の新たな可能性を秘めだしている。まるで地球の負の遺産が好転したような世界。

多様性を持つアマゾンは、一度は死にかけたが腐葉土から高湿度の環境下でも強い根を下ろす植物が生まれた。この植物は今までに確認されたことがない紛れもない新種だった。成長するために高い水分を必要とし、アマゾンに調和を取り戻そうとしていた。
人々はこの新種の木々に"HOPE(希望)"と名付けた。

ただこの未来の地球で一番の問題は、日本/アメリカ/中国/インドの一度は繁栄を極めた国家での自殺者の急増だった。
少子化が激化する中、人口の1割にもなる人々が自らの命を投げ捨てている。

これまで貧困を極めたアフリカ大陸の人々の「生」への活力/行動力が世界を動かしていた。
日本などの自殺志願者が激増している地域では、貧困地域の生還者によるセラピーが各地で展開された。それでも自殺志願者の数は減らない。

世界は完全に塗り替えられていた。
人類の抱える問題は地球の生において一つの小さな波紋でしかなかった。
あらゆる生命が絶えては生まれる。
私は時に鳥の目で
時には犬の目線で
時には海から空を見上げる魚の視点で
世界を見つめる。
それは地球の目なのかもしれない。

最後にこの夢が覚める間際に
地球の意思が様々な生命にシンクロする。

地球は、世界は、
意思の在処、
それはつまり「生の在処」がはっきりした生物が作り上げるのだ。
地球の視た夢はこれだった。
地球は目を覚ます。
世界は病んでいる。
でも、ボクの意思が確かな限り、この世界は続く。
よくも悪くも僕らは小さな波紋でしかなかった。

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今日はボケた元・記憶屋のおじいさんの夢を見た。
これがまた面白い内容だった。
この話はまた明日にでも。
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by nanook_mdfc5 | 2007-12-26 02:56 | 夢日記
no.624 続く夢
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僕は右手に柔らかいものが付着している違和感で目を覚ます。
違和感のある右手をみると甲虫のような有機的な物質が張り付いている。
普段は手の甲に楕円状に、そうまるで松ぼっくりの装甲のようにヒダ状に付着してはがれない。

その違和感を確かめることが優先されて
自分がどこにいるのかを確認を怠っていた。
尻餅をついた形で僕は周りを見渡してみたが、
真っ暗なそこは地面が砂だらけで見渡す限り手の届きそうな銀河。
僕はどこかわからない砂漠のど真ん中で宇宙を眺めていた。

この夢を見るのは数えても3回目だ。
なぜ続きなのかとわかるかというと
毎回、同じような有機物が右手の甲についているから。
今回の夢で僕はそれが武器であり盾であり道具であることを初めて知った。

親指を拳で握り込めると右手の装甲が大きく透明な七色の羽を広げて縦に変形した。
その透明な縦にはサーモグラフィーのような機能がついており、
透明な羽越しに見える地面には数体の小さな灯火が見えた。
瞬く間にその灯火が接近し、砂漠の中から大きなサメのような魚が飛び出してきた。

僕はそいつらを盾で防ぎ(このとき初めて盾だと気づいた!)
右手を眺めて拳を半開きにしてみた。
するとシュルシュルと音を立てて羽の盾が右手の甲に収まっていく。

さっき盾でかわした砂漠を泳ぐサメが右手前方から襲ってくるのが見えた。
僕はとっさに右手を顔の前に手を広げた状態で突き出した。
(つまり、ただびびっただけ)
すると右手の装甲がみるみる大きな手のひらを形作る。
まるでカブトムシやクワガタのような装甲の刺々しい豪腕が僕の右腕を覆った。
その手で砂漠ザメを捕まえ、地面に叩き付け気絶させる。
今度は武器になった。なんと強力なことか。
いくつかの手の形でこの甲虫のような右手の装甲は変形することがなんとなくわかり
いくつかの体系を試しみた。
人差し指のみをのばす形は、大きな槍のような形に変形する。
人差し指と中指をそわせると大きな大砲のように変形する。
小指だけ出すと腕が急にダルンと伸び伸縮自在の鞭のようになった。
いくつかの体系があるようだったが背後から残り2匹の砂漠ザメが襲ってきたので咄嗟に人差し指をのばした。

大きな口を開けたサメの口に槍が突き刺さり、砂漠ザメはぐったりと砂漠に身を倒す。
装甲を解除して残り1匹を探す頃にはやつを見失っていたことに気づく。
背後を振り向いたとたん、地面から顔を突き出す最後の砂漠ザメに右腕をかまれた。
砂漠ザメの歯が腕の肉に食い刺さるかの間際で僕は人差し指と中指を銃のように向け、右腕に力ませた。
すると空気の固まりのようなものがズン!と腕先から放たれ砂漠ザメは風船が破裂するように粉砕してしまった。

急に教われた恐怖で足の震えが止まらなかった。
腕の装甲は自分じゃないみたいに勝手に右手の甲に収まった。
そこは地球じゃないどこか変な惑星で宇宙が手に届くような近さで蜷局を巻いている。
月のような衛星が複数この星を回っていて、遠くで流れ星の集団がどこかへ向かってながれていく。
僕はまた砂漠にどさりと倒れ、見たことないくらいの美しい宇宙を眺める。
そこですやすやと眠ってしまう。気がつくと目を覚ます。
そこはいつもの僕のベッドだった。急いで覚えてる箇所をノートにメモ。
携帯にも夢メモするくらいに夢を見る。
そして右手に変なの。みたいなメモが今日で3回目となった。
この夢は続いているのかな。。。
ちょっと怖いけど夢だから、また見たい。
できればあの宇宙ももう一回見たい。
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by nanook_mdfc5 | 2007-12-18 01:16 | 夢日記
no.618 最後の音楽
今日は寝れそうにないのだ。
仕事も片付かず会社でやることでもないので
家でもんもんと片付けようと帰ってきた。

手作りベットを作ってからと言うものの
かなりおもしろ、時には奇妙な夢を見るようになった。
今朝方見た夢は今まで見た夢の中でも1、2を争う不思議さだった。


僕は夢の中でまったく見たこともない少年だった。
2016年という未来の世界だった。
なぜ年数までをはっきり覚えているかと言うと僕は夢の中でTVを見ていた。
超高層ビル3xx階。雲を突き抜けて摩天楼のような地平を眺められる大きな窓がついた部屋に住んでいた。

真夜中のNEWSでは、世界的な音楽家が突然の自殺を図ったことで持ちきりだった。
音楽家は世界的にも有名なロシア人ピアニスト。
年齢は63歳。(これもTVに出ていた。)
自宅のピアノにつっぷし、眠るように死んでいたのだという。
そのピアノはレコーディング機能がついており、
最後に音楽家が演奏した楽曲がしっかりと録音されていた。
そこには音楽家の声も入っていたと言う。

TVのキャスターが続けてこういうのだ。
「その際に録音されていた音をどうぞ試聴下さい。」
この放送が、のちに世界を激変させる一声となった。

少年(僕)は、TVに内蔵されている再生ボタンを押した。
すると音楽家が奏でる鍵盤の音が海の波のように部屋中に広がった。
僕は鳥肌がたって気が付くと涙が溢れていた。

「・・・見える」

自分が自分の声だと驚くくらいに勝手に口から言葉が漏れた。
そして、数秒後にTVから「見える・・・見える」と音楽家が涙まじりに話す声が聞こえ高い1音を最後に奏でるとめちゃくちゃな轟音が鳴り響いた。
多分、音楽家が事切れたのだろう。

見えた。僕には見えていた。その音の中に映像を見た。
それは幼い頃に亡くした両親の笑顔だ。(なぜかそういう設定だった)
おそらく音楽家にも僕とは違う何かが見えていたのだろう。
喜びに満ちた声で「見える」といっていた。

試聴を終えTVキャスターの映像にもどると
キャスターの姿は消えていた。
変わりに番組スタッフのような人間がぐったりと涙し動かぬキャスターを画面の外へと運び出していた。その数秒後にチャンネルは緊急放送へと切り替わった。
あのTV局が流した試聴音を聞いた人間が発作のように涙を流し
眠るように事切れる人間が続発しているのだ。
世界中が激震した。それを僕はただ呆然とモニター越しに眺めていた。

その後、ネットワークを通して世界中に”その音”は広がった。
自らの命をためすもの。恐いもの見たさで試聴するもの。
その誰もだが発作を起こし、事切れるものと生き延びるものに別れた。

半月も立たないうちに世界の人口のほぼ半数が、
この曲で命を落とした。サウンドテロも続発し、美しいメロディの中で人々が涙し倒れ続けた。

ひと月後、あることが発覚した。
音を聞いたもののうち、生還している人間は皆”子供”だった。
大人のほとんどが涙を流して死んでいった。
そして、その音を聴くと皆に異なる映像を投影するのだと言う。
僕は家族だった。近所の友達は無くしたおもちゃだったという。

世界中でその音を根絶やしにしようと弾圧が続いたが
中にはその音に神を見いだす集団もいるようで
そう簡単に根絶することは、もはや不可能だった。
そして、しばらくのあいだサウンドテロは続いた。

その音を研究した学者が、不思議な点に気付いた。
音楽家が奏でたメロディのうちのいくつかの音は、
この世にある物質では出し得ないものだということ。
そして、その音は人間の耳では聞き取れない音だということ。
ただ何かしらの影響で人間の脳裏に映像を映し、
ある特定の人間のスイッチをOFF=死にしてしまう効用があること。
そして、これまでの人類の歴史であれほどの美しい旋律は奏でられていないということ。

歴史の教科書では「死の音楽」として2016年に刻まれた。
ただあの事件で生き残った子供たちは、あの音に”光”を見ている。
子供たちは相応にして、あの音に”かけがいのないもの”を投影している。

そして、20歳になった僕は目の前のマシンに写る文字を見つめている。
『死の音楽』

あの時のあの音が、ネットワーク上で生き続け、
それを見つけ出した僕は聴きたい衝動とうより、
あの時に見えた家族の映像をもう一度見たい自分が
オーディオマシンを走らせようとしてる。

再生ボタンに手をかけた、
その時に家のチャイムが鳴る。
ドアを開けると友達がガヤガヤと遊びにきた。
引きつった笑顔で迎え入れマシンのチャンネルを変えようとした僕は、
こともあろうにオーディオマシンの再生ボタンを押してしまう。
引きつった口元。時が止まった。
マシンからは数年前に世界を激震させた
地球でもっとも美しい旋律が流れ始めた。

僕は涙を流して目を覚ました。
生きてる。命をかけたギャンブルみたいなリアルな夢に身体中汗だくだった。
でも、なんだかあの恐ろしく美しい音だけは、僕の頭からすっぽりと抜け落ちていた。


ここまできたら夢カテゴリ作ろうかな。。。
この前の100年戦争みたいなやつとか最近、すごいメルヘンだ。
夢って本当に不思議だ。
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by nanook_mdfc5 | 2007-12-14 02:24 | 夢日記