text × sbr(ovaqe)
by nanook_mdfc5
カテゴリ
全体
日記
写真

夢日記
未分類
// about me
HITSPAPER
mixi
sbr press
fotologue
my mini city

// my friends
think out loud (nobu)
Allegro (aoi)
Geg's note (geg)
julife LOG (julie)
プリンのように (プリン少年)
green (czech)
23 (coppe)
揺れる柳の木 (g.)
以前の記事
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
その他のジャンル
Skypeボタン
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
no.697 いってきますの合図
やさしくふうわりと風の輪郭をなでるカーテンをだらしない格好で眺めている。
仕事をやめて、子供がつくる落とし穴のようなポッカリと空いた休日に
手持ちぶたさな時間だけが、僕の上空を低空飛行で舞っている。

25日、札幌、晴天、降水確率0%。
食べきれないバームクーヘンを横目に窓から入り込む少しひんやりとした風に目を細める。
僕の部屋だったこの部屋の住人は、住犬と貸し、現在の宿主である豆ともいえぬ柴犬がまん丸とした首を上手に使ってカチャリと部屋に入ってくる。
何をいうでもなく僕を見て、隣にお座りをする午後14時。日差しが強くなってきた部屋の温度が気持ちよく春のそれに達する。

りんごジュースの氷が、その温かさで透き通った音を響かせてコップの奥底へと沈む。
汗をかくコップは、少し派手な色合いの水玉がゴロゴロとレイアウトされている。

路上の雪は、結構な速度で溶けてゆき、昨日まであったはずの場所はしっかりとした春色の土を見せている。
通学路だった道は樹木が茂っていて、子供の数が減った事実を露呈させていた。
ただ変わらないのは、ゆったりと誰の目も気にせず流れる時間だけ。
おじいもおばあもしっかりと歳をとって、いつもの場所にちょこっと座って僕が家を出ていったときと変わらない会話を交わしている。

自由気ままな風の向こうの向こう側にそびえる山々は、何かの工事か少しずつ、その体積を削り取られ、どこへいくのかもわからないトラックに積み込まれていく。
変わっていくものと変わらないものを眺めて、それらが両立することに凄く考えをめぐらして、ほかならぬ自分自身も日本の四季よりハッキリ、そしてキッパリと変わってきた存在だと少し恥ずかしくなる。

4月からは小学生や中学生、高校生や大学生、新入社員と同じように新天地にたつ。
これから大きな変化と苦悩と喜びを享受して、今日の僕とも似ても似付かぬ存在になるんだろう。
でも、家族や久々に会う友達は、相変わらずお前らしいといってくれる。
そうやって、こうやって何度となく自分のBIRTHに立ち返って、これからの未来を澄んだ瞳と思考で見据えてさ。
ブラブラと進んでいくんだろう。

今、たしかに流れている時間に変化を重ねては、変わっていく自分と変わらない自分を二人並べて、まぁどっちでもいいよね、なんてココ数時間の思考を無効化にしてしまう結論にいたる。
久々の自分だけの時間にただいまを。
これまでの僕の人生にいってきますを。

明日、大阪へ帰ります。いってきます。
[PR]
by nanook_mdfc5 | 2008-03-25 14:00 | 日記
<< 少しだけ新しい生活を no.696 VANDALIZE >>