text × sbr(ovaqe)
by nanook_mdfc5
カテゴリ
全体
日記
写真

夢日記
未分類
// about me
HITSPAPER
mixi
sbr press
fotologue
my mini city

// my friends
think out loud (nobu)
Allegro (aoi)
Geg's note (geg)
julife LOG (julie)
プリンのように (プリン少年)
green (czech)
23 (coppe)
揺れる柳の木 (g.)
以前の記事
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
その他のジャンル
Skypeボタン
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
no.682 退屈な1分
ろうそくに灯を灯す。
小さなろうそく用の小瓶に
火を消したマッチ棒を投げ捨てると
ジワジワと音を立てて、その炎をこそばゆそうにくねってみせた。

デスクに向かって淡々と退職届に記入する。
ドラマにあるような達筆で云々を書くこともなく
名前と住所と電話番号を記し、それを提出をする。
まるでレンタルビデオ屋でカードを発券するみたいに
容易く手続きは終える。

仕事もその量を日に日に減らしてゆき
午後を回ると手持ちぶたさで罪悪感すら感じる。
ぶらぶらと社内を歩いても皆急がしそうに仕事をし、
早めに家路を辿っても今までと違った生活がそこにはあって。
今まで僕が帰る時間には息をひそめていたのかと思うくらい
暖かい光がマンション群を何かの生き物のように彩っていた。

部屋を掃除して思うことは
なんて数の本なんだろう、ってこと。
それらは未だに魅力的で一冊一冊開いてしまう。
全然、部屋が片付かないのもそのせいか。

ろうそくがすべてを溶かしきって
一緒に投げ捨てたマッチ棒が透明なロウに沈んでいく。
このまま灯火が消えると
透明なロウは白く固くなりマッチ棒の亡がらは
恐竜の化石のように閉じ込められるんだろうな。
なんて想像を膨らましては、はがれ落ちそうなコンタクトレンズを
目をぱちくりとさせながら定位置へと運ぶ。

気がつけば2時。
寝すぎた今日は、睡魔がまだ目黒駅あたりで
僕の家まで届くには後、一時間くらいの道のりはあるのかもしれない。
取り留めないのない言葉を連ねただけの今日という日を
誰かの退屈な1分に召還できるのであれば書かない手はないと思う。

勢いで頼んだ辛みそラーメン大盛り。
消化しきったのか、また空腹感に襲われている。
何か食べよう。そして寝よう。
[PR]
by nanook_mdfc5 | 2008-02-29 01:47 | 日記
<< no.683 物語 no.681 time >>