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no.626 Dear Golud -誰に宛てるでもない手紙-
クラムボンの楽曲"Dear Gould"の曲中で大好きな歌詞がある。
優しい懐かしい鍵盤の伴奏にボーカルの凛とした琴線のような声で歌われる歌詞。


ねえ、グールド。
教えて。
悲しみを知る人は
なぜ
美しいの?


帰り道。
公園を覆うイチョウは
踏まれすり切れ土に帰ろうとしていた。
こういうことを“ただいま”というのかな。

ぼんやり歩いて帰っている時に
この歌詞が歌われて。
ちょうど僕はある人のことを思い出していた。

その人がボクの頭をなでて部屋を出て行ったときに
幼い頃のボクでは想像もしない未来がそこにはあって
そのときに振り返った彼の背中は今で言うところの哀愁という言葉を
はるかに凌駕した感情が七色にぎらついていた。
あれは美しかったのか。ボクは今でもわからない。
もしかすると「絶望」だったのか。それはあんな色なのか。
ボクは今でも本当にわからない。

でも、ボクの目を見て頭をなでながら「がんばれよ」と一言
はなったときの彼の表情は今でも忘れない、美しいものだったんだと思う。
その「がんばれよ」には、そのときだけではないボクの人生のすべてを覆い尽くすオーロラのように心の中できらめいている。
だからボクは今でもがんばっていたりする。


ねえ、グールド。
教えて。
悲しみを知る人は
なぜ
美しいの?


ボクが思うに悲しみを知る人は美しい。
しかし、存在そのものが“悲しみ”な人は陽炎みたいにどこかへと消えてしまう。
“悲しみ”に食い尽くされる人をボクは見たのだと思う。
生きることが「絶望」そのものだったのかもしれない。
「未来」が「絶望」を意味したのかもしれない。
それは“悲しみ”を知った人にしか分からないんだろう。
だからボクには今でもわからない。

あの日があったから今のボクがいる。
あの日からボクだと言える。
だから、もう二度とあんな思いはしたくないし
ボクの周りで“絶望”に打ちのめされる人は作らない。
ボクは死ぬまで人を裏切らない。皆の味方でありたい。家族でありたい。

先生。
お世話になりました。
今になってあなたを強く感じます。
もう少しすると先生の歳に追いつきます。
あなたがボクに教えてくれた「日々努力」の言葉は今でも忘れません。
ここだけの話、あなたのおかげで絶望もしたし、
失望もしたし、希望も失いかけました。
だけど、今のボクがいるのは先生の教えあってのことだと思います。
先生が買ってくれたアイスクリームの味は今でも覚えています。
本当の優しさを教えてもらった気がします。
先生を知っているから自分をしっかり持てる人になれたと思います。
先生のような思いをさせたくないから、仲間を愛していると思う。
誰もつらい思いはさせたくないと心から思う。
こんなボクになれたのも先生のおかげだと思う。
バスケットシューズは今でも大事にはいています。
あの頃から身長は伸びたけど足のサイズはかわってません。
ボールを持つと先生が教えてくれたことが体の奥からにじみ出てくるんです。
あぁ、先生は此処にいる。とさえ思います。

膝を柔らかく。
手首を柔らかく。
頭の中で成功をイメージして。
爪先からボールが離れる最後の瞬間まで。

美しい音を奏でて
ボールがゴールに吸い込まれます。
久々に体育館を走ったときは少し泣きそうになった。
先生がいない悲しみより、僕らの中で先生が生きている喜びに泣きそうになりました。

あの後、卒業後に部活の皆と集まって試合をしたことがあるんですよ。
知らないと思いますけど。
皆、別々の高校だったんだけど先生のために集まりました。
皆、笑顔で永遠と試合をし続けましたよ。
あの喉の乾き。足の張り。皆の声。先生と一緒にプレーしているみたいでした。
いや一緒でしたね。一緒でした。

皆何も語ることもなく無言でかえりましたが、
それで十分でした。

今、皆成人です。社会人ですよ。
一緒にお酒も飲めますね。すごい。
今ならどんな話をしたんでしょう。それだけが悔やまれます。

でも、ただ今日、あなたを思い出したことは「ありがとう」と言いたかったからだと思います。
誰に当てるでもない手紙のようですが送る宛先もないのでブログで失礼。

先生、ありがとう。

PS〜先生が亡くなってから、適度に水分をとらないとあまりよくないことが実証されました。あれだけはおかしいと思ってたんです。だから次ぎあうときは適度に水分を。
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by nanook_mdfc5 | 2007-12-20 01:51 | 日記
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