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no.553 ハリボテ国家
轟音と共に激しい揺れを伴って飛行機が東京に降り立った。
昼ごろから頭痛に悩まされていたのに東京といったら26℃という温度だ。
もはや日本とはいえない環境。世界中がジャングルになってしまうんじゃないか。
いや、その前に温暖化で真の水の惑星になってしまうんだろうな。

品川を目指す電車に揺られて後藤さんの日記を読みふけっていた。
最近、ビルも人もみんなハリボテみたいに見える。特に東京は「うそ」とか「皮」だけの表ってつらしか僕らに見せていなくて見栄を張って「大都市」を気取っているみたい。
カラカラと音を立てて裏側では汗だくで動力を生み出すためにおっさんらが自転車をこいでるみたい。
逆にその無理をしているところが可愛らしくも思える街なんだけど、
いつか長い年月をかけて東京は崩壊してしまうんだろうな。
そんな予感がする。無理がたたって膝元からガクンと崩れ落ちる巨人だ。

北海道という広大な土地で気ままな猫みたいにフラフラと旅をした。
風が吹いて、木々が風を一瞬だけ視覚化する。
虫たちが夜、美しい声で鳴き、
この荒廃へとひた走る惑星にこんなにたくさんの生命が生きていることをしる。

お墓参りでは、人間の命の尊さと限り或る命であることを重々と考えさせられた。
やはり思うことは一秒たりとも自分の感情を殺しちゃいけないということだ。
人生は短い。先祖代々の奇跡があって今の命がある。
それを思うと、やはりこの人生に後悔は残せない。


「やりたいこと」 「実現したいこと」 「やらなければならないこと」

それにまっすぐ進むしかないだろう。

今日、読書をしていた本にブラジルのある貧困層の話があった。
その町では大赤字国家であるブラジルの中でも特に際立った貧困区域の話。
子供たちは「サッカー」か「音楽」がお金持ちになる唯一の方法なのだ。
その2択しかないが、子供たちははだしでボールを追いかけまわり、日が暮れても練習をする。
世の中にあるものは全て楽器に変え、ドラム缶や時に言葉(つまりはラップだ)を組み合わせ旋律を奏でる。彼らの可能性は幼くして選択肢が少ないが”それしかない”という幸福。

逆に日本人は可能性に満ち溢れすぎた”不幸”なのだ。
同年代の若者を見ていると「何をしていいかわからない」という人に出会う。
それはこの日本が満ち溢れすぎていて可能性の海に溺れた亡者のようだ。
時に”それしかない”という状況は不幸であり、幸福である。

あらゆる可能性を残されている子供たちは、どれもそれなりに出来る。
しかし、結局みんなが可能性を秘めているから皆イーブンなのだ。
その子供たちの可能性に”生活のため”なんて生きる根源の問題など一度もからんでこない。
ブラジルの子供は”生きるため”にサッカーを楽しみ、愛す。音楽もまたしかり。

どこまでいったって日本は当分、豊かだろう。
将来を自分らしく生きるために選択。
とてもリスキーだけど自分らしさを捨てないための重要な選択。
このまま、黙っていても今日、東京で見たハリボテの街の住人になってしまいそうだ。
それだけは本当に勘弁願いたい。
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by nanook_mdfc5 | 2007-08-18 03:50 | 日記
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