この映画は再三、アメリカ広大な自然美で物語の質を誤摩化そうとしている。
あのキャストなら、もっと良い映画が撮れたはずだとボクは思う。
人種/政治/性別/文化
人の多面性をもっともっと引きずり出せたと思うな。
何がよかったかというとアリの背中と泣き崩れる姿と彼のありがとうだ。
そして、この映画の真意は
劇中、何気なく交わされる
『連想ゲーム』に集約している気がする。
彼らの連想する言葉
そして映画の中でもっとも人としての何の分け隔ても感じさせない
一瞬だ。
オダギリとかではなくアリのほうがいい味出してた。