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no.460 ベルリンの庭
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Flim | Pola Music (Power Shovel Audio)
景色が歪んで見えたのは決して涙のせいではないでしょう。
本当に目の前にあった世界は歪んでいたんだと思う。

イヤホンからは遠くベルリンのピアニストが
我が子とともに奏でるピアノの音。

おそらく今まで聞いた音のなかでは一番真っ白な音。
ピュアな振動。
その音は歩いて散歩出来る範囲の音で作られている。
見栄も嘘も欲も人間が持ちうる黒い部分を削ぎ落とした弱々しくも美しすぎる音。
簡単に割れてしまいそうな関係性の上で成立している、このアルバムに
ボクは心から傷ついている。

日曜日、渋谷の街中で見つけたこの音が
当たり前になりつつある、この生活に一つの疑問を投げかける。
このスピードでこの過度の日々を過ごすボクは…
どうしてそれでもなお焦り続けて生きるのだろう。
やるべき仕事を思い出して真夜中に起きることがある。
友人にその話をした時、彼は少し引きつって笑い、何も言わなかった。

何かに操られる人形みたいに
どこかボクの心は、まどろんで
偽りの常識を植え付ける。
とりあえず、今のこの案件を納品したら、
働くことについて考えようと思う。


どうしてか…
このアルバムの子供の笑い声が
ボクをベルリンへひっぱりこんだ。

ボクは彼らの庭に立って
家で楽しそうにピアノをひく姿を眺めている。

彼らがボクにランチを作ってくれるなら
彼らがボクに美しい音楽を聴かせてくれたなら
彼らがボクに優しい時間をくれたのなら

ボクに何が出来るのだろう。

そう思うとボクの目の前の風景が歪んだんだ。
これは涙か、こぼれ落ちる前に身体に引っ張り戻して
やはり風景は歪んでいない。
歪んでいたのは自分の表情だった。

無理をして
疑問をひたかくし
ボクは彼らに何ができるのだろう

本当の意味で「働き」はじめて1年が経つ
誰のため?
人のため?
自分のため?
家族のため?
この仕事は世界の誰を変えているのだろう。
誰の生活を彩っているのだろう。

働く意味と自分の意味

どこかボクの心がソワソワとしている。
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by nanook_mdfc5 | 2007-02-20 00:52 | 日記
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