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no.449 美しい人
美しい人

透明。
少しずつ、そこに近づいている感覚。
日々の生活で自分の何かがはげ落ちていく
それは欲だったり、夢だったり、希望だったり、

歩くたびにジャラジャラと音を立てて
自分の身体から風に乗ってボクだった断片たちが飛ぶ
その一枚一枚を剥がしてゆくたびに日々透過率が高まる。

最後にはさらりと身体ごと風にのり、
昔からそこには存在していなかったかのように
鮮やかに
消えてしまいそうな感覚を予感する。

生きるとか死ぬとかの問題ではなく
土とか風とか草とか水のように
当たり前の存在。

そこにいるという存在感ではなく
そこにいたんだ、という存在。

こと欲望に関してはここ数年で大きく減ってきた。
絵を描くのに「えんぴつ」と「紙」だけあればいい
それに近い。
これさえあればあれができるから大丈夫。
そんな感じ。

使うノートもずっと一緒。
使ってるペンもずっと同じ。
無駄なものを時間とともに吟味して、
いる、いらない
の二者択一でどんどん必要なものだけに研ぎすます。

これを繰り返し繰り返し続ける
すると何もいらなくなる
食事と読書と睡眠と仕事
笑いと悲しみ、苦しみと快楽
恋人に家族、友達とお酒

そう研ぎすまして研ぎすまして
ボクの周りにいてくれる人たちがボクの輪郭となる日がきたら

それはとっても美しいだろうな思う。

そんなことを考えていると頭の中に自分の苦手な人の顔が浮かんだ。
その人は自分の内側から自分と言う人間を動かして自分で肉付けして
「どう、かっこいいでしょ?」「どう可愛いでしょ?」と問うてくる。

人の美しさは自分を見つめて高まるものじゃなく、
他人を見つめて磨かれるものだと思う。

あの人にやさしさを
この人に親切を
あの人が心配で
この人に手助けを

そんな他者との想いの切磋琢磨で美しさは磨かれるのだとボクは思う。

いくら自分自分と肉付けをしたところで外見は整えられるが、
肝心の自分の周りの反応はあまりの肉付けの多さに
何も見ることができず、気付けず、繰り返すのだ。
そのように気付けぬ人は、色々な所が醜い。
さらりと発する言葉も計算された行動も
本人の気付かぬ所で気付けなかった醜さが露呈する。


ボクは人を想える人が一番美しいと思う。
そんな人と出会うと透き通った感覚をボクは覚える。
だから、いつかボクもそのようになりたい。そのようでありたい。
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by nanook_mdfc5 | 2007-01-30 02:31 | 日記
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